ズームレンズはあまり分解するものではありません。
そもそも難しいというのもありますが、無理に分解すると軸がずれてしまってフォーカスが合わなくなってしまいます。
しかし、直進ズームと言われる、ズームリングを回すのではなく、鏡筒の先端を押し引きしてズーミングするレンズは分解しても軸がずれないのでやってみる価値はあります。
レンズの分解
Nikon Series E Zoom 36-72mm F/3.5は、Nikon EMなどとよくセットで販売されているレンズです。
他のニコンのZOOMレンズもレンズ枚数の違いなどはありますが、分解法は似通っています。
イモネジを緩ます。
フォーカスリングが分離できます。
内側の金具が、本体部分の溝とかみ合ってます。
なお、無限はずれてしまうので分解後には調整が必要です。
前玉押えのリングを外します。
レンズを順に外していきます。
どんどん外していけばOKです。
清掃時の注意点として、前玉一枚目の裏側が傷つき易いです。優しく清掃してあげて下さい。
組み戻した後は、無限を調整してください。
内部のカニ目はひっかくと外から見えるので、慎重に回して下さい。
そのほか、ほとんど同じような分解方法のレンズNikon AIS 28-50mm F/3.5 Zoom, Zoom-nikkor 35-70mm 3.5, Zoom-nikkor 43-86mm 3.5, Zoom-nikkor 80-20mm F/4.5 etc.
ニコンの直進ズームレンズ(Nikon Series E Zoom 36-72mm F/3.5)の分解は以上です。
コメントをお書きください